冬はオリーブにとって、休眠期です。
オリーブを育てる上で、冬にはどのようなお手入れをしていけば良いのでしょうか。
見ていきましょう。
水やり
鉢植えの場合、冬場の水やりは週に1回程度が目安です。
土の様子を見て、表面が乾いているようだったら水をあげましょう。
水をあげるときは、日中の暖かい時間にあげましょう。
地植えの場合は、冬場は水をあげなくてもほとんど問題はありません。
寒さ対策
オリーブ樹は、日差しと水はけの良い土地を好みます。
雪が積もる地域など、冬季の寒さが厳しい地域での栽培はおすすめできません。
もし寒い地域でも育てたい場合は、冬場は室内に入れることが出来るよう、鉢植えがおすすめです。
ただし、花や実なりを楽しみたい場合は、0度くらいの寒さに当てる必要があります。
剪定(せんてい)
太い枝を切るなどの強い剪定は、2月末から3月にかけて、オリーブの剪定をおこないます。
次の春に向けて伸びすぎた枝や細くて弱々しい枝、混み合っている部分の枝を切り、光が木全体に当たるよう調整します。
樹形を整えるために行う先端の細枝の剪定なら、いつでもOKです。
オリーブを育てるためには、日当たりが重要です。
葉が多いと日が当たらなくて育ちにくく、枝が垂れて形が不恰好になることがあります。
オリーブが大きくなり、葉があまりにも茂ってきたら、少しずつで良いので、手をかけてあげましょう。
植え替え
植え替えも、2月末から3月にかけて行います。
オリーブが完全に休眠している時期ではなく、春先の暖かさで少し目覚めはじめる頃が適しています。
寒すぎず暑すぎない時期で、春に向けて蓄えたエネルギーを使って、植え替え後にしっかり根を張ってくれるからです。
鉢が狭くなったな。場所を移し変えたいな。と思ったら、この時期に植え替えをしてあげましょう。
冬は、オリーブにとっての準備期間です。
春が来て再び成長を始めるまでに、しっかり支度をしておきましょう。
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瀬戸内の美しい島々を見渡す丘にある「牛窓オリーブ園」がわたしたちの活動拠点です。約2,000本のオリーブが茂る園内にはハーブ園や幸福の鐘の丘などがあり、家族でくつろげる観光スポットとしても知られています。山頂にあるショップには当店で販売されている化粧品、食品、オリーブの鉢植えなどが並び、展望台からは周囲の景色をぐるりと360度眺めることができます。初夏に咲く白いオリーブの花、秋に色づくオリーブの実、そして年に一度、大勢のお客様でにぎわう収穫祭と、四季折々の表情を楽しんでいただけます。
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ルッカは耐寒性があるとのことですが、雪が沢山降る寒冷地でも育てられますか?
お問合せ、ありがとうございます。
残念ですが、「ルッカ種」であっても、雪がたくさん降る地方では、露地栽培は困難です。
寒冷地でマイナス8~10℃以下になると枯死したり、雪の重みで枝が折れたりします。
しかしながら、鉢植えで冬は屋内で栽培したり、ハウスで栽培したりする場合は、栽培可能です。
私も京都府亀岡市に住んでいます今年からオリーブを育てようと思い寒さが気になっています。今育てているのはコロネイキ8号、ネバディロブランコ8号。レッチーノ6号です。気温は-3度-4度には時々なります。さむさに耐えられるでしょうか
お問い合わせありがとうございます。
-8~10度になると、オリーブは枯死する可能性があります。
あまり寒い日が続くようであれば、室内に入れていただくのが安心です。
また、雪が降るような場所ですと寒さと雪の重みで傷むことがあります。
やはり、室内に入れていただくのが安心です。