オリーブ園を散策していると見かける、「古墳」の文字。
オリーブと古墳ってイメージが合いませんが、牛窓オリーブ園内にはなぜこんなに古墳があるのでしょうか?
調査してきました。
牛窓オリーブ園の古墳
牛窓地区のほぼ真ん中に位置する阿弥陀山には、横穴石室墳が多数点在しています。
一説には、57基もあるとか。
これらは、6世紀後半から7世紀にかけて作られたと考えられています。
オリーブ園内にもいくつかあり、石室の中を見ることができるものもあります。
ただ、昼間でも、湿っぽくて薄暗く、ちょっと怖い雰囲気。石室内に入ってみようという気は、おきません。
果たして、石室の中に何が残されていたのかは、今となっては不明です。
オリーブ園ができるよりもずっと前に、盗掘等の被害にあい、中身はほとんど残っていなかったそうです。
盗掘なんて、恐ろしい…。
園内のスタッフは、ちゃんと年末年始にお飾りをして奉っているので、大丈夫…なはずです。
牛窓の古墳
牛窓には古墳が点在しています。
一般的には水田地帯に作られることが多いとされる前方後円墳ですが、牛窓は港を囲むように5つあり、4世紀から6世紀ごろの権力者のものではないかと考えられています。
牛窓地区の最も高台であるオリーブ園山頂からは、5つ全ての古墳の位置が見渡せます。
オリーブ園を散策する際は、のどかな景色の中に秘められた歴史ロマンを楽しまれてはいかがでしょうか。
瀬戸内の美しい島々を見渡す丘にある「牛窓オリーブ園」がわたしたちの活動拠点です。約2,000本のオリーブが茂る園内にはハーブ園や幸福の鐘の丘などがあり、家族でくつろげる観光スポットとしても知られています。山頂にあるショップには当店で販売されている化粧品、食品、オリーブの鉢植えなどが並び、展望台からは周囲の景色をぐるりと360度眺めることができます。初夏に咲く白いオリーブの花、秋に色づくオリーブの実、そして年に一度、大勢のお客様でにぎわう収穫祭と、四季折々の表情を楽しんでいただけます。
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