ご家庭で実ったオリーブ!!
オリーブオイル作りにチャレンジしてみませんか?!
どこのご家庭にもある、身近な道具を使用した搾油の仕方をご紹介します。
《準備するもの》 オリーブの実、 厚手のナイロン2枚、 台所用ネット
コーヒーフィルター、 ドリップ、サーバー、グラス
まずはオリーブの収穫!
青い実は固くオイルを取り出すのは難しいため、よく色づいた実を使用した方が楽です。
※写真は少し色づきすぎた実を使用しています。
販売用鉢植えのオリーブの実がモッタイナイ!!とオリーブオイルの試作に使用したものです。
ご了承ください(^_^;)
オリーブをよく洗浄します。 傷んだ実や軸を丁寧に取り除いてください。
種で袋が破れてしまうことがあるので、厚手のナイロンを2重にし、オリーブを入れます。
そしてひたすら揉み続けます。 なかなか気長な作業です。
オリーブオイル作りで一番たいへんな作業!! 頑張りましょう(*^_^*)
水分とオイル分が分離したら、コーヒーのドリップに台所用ネットをセットし入れます。
あまり力を入れすぎないようにギュ~!と搾ります。
ネットが破れないよう気を付けて下さい。
オイル分と水分の混じった汁が出てきます。 ※本来はここまで赤い色ではありません。
汁をこのまま置くこと一日!
オイル部分と果汁部分に分離してきます。
上の部分がオイルです。
オイル部分だけをすくい取り、コーヒーフィルターで不純物を取り除きます。
オリーブオイルがゆっくりと一滴一滴落ちてきます。
透き通ったまさにオリーブオイル!!
後はお好きなお料理で召し上がるだけ(*^_^*)
あんなに頑張ったのにこれだけ!!と思われるかもしれません。
でも、搾りたてオリーブオイルの味わいは格別ですよ。
ぜひチャレンジを(#^.^#)
瀬戸内の美しい島々を見渡す丘にある「牛窓オリーブ園」がわたしたちの活動拠点です。約2,000本のオリーブが茂る園内にはハーブ園や幸福の鐘の丘などがあり、家族でくつろげる観光スポットとしても知られています。山頂にあるショップには当店で販売されている化粧品、食品、オリーブの鉢植えなどが並び、展望台からは周囲の景色をぐるりと360度眺めることができます。初夏に咲く白いオリーブの花、秋に色づくオリーブの実、そして年に一度、大勢のお客様でにぎわう収穫祭と、四季折々の表情を楽しんでいただけます。
© Nippon Olive Co., Ltd. All Rights Reseaved.
コメント失礼いたします。
こちらの農園だよりを拝見させていただき、オリーブオイル作りに成功しました。
少々赤い液体も混ざってしまったので大成功とはいかなかったのですが、詳しく書いていただきありがとうございます。
残りの油分ではない水分の部分は、何か再利用できますか?
もったいないなぁと思い、こちらに書かせてもらっていいかわからなかったのですが、コメントさせていただきます。
よろしくお願いします。
ご質問ありがとうございます。
オリーブ果実中の水分には、ポリフェノールが豊富に含まれています。
当社はこれをオリーブ果汁と呼んでおり、スキンケア化粧品の保湿成分として利用しています。
一般のご家庭ですと化粧品として利用するのは難しいと思いますが、
入浴剤のかわりに利用するのであれば、そのままお湯に入れるだけですので可能です。
(日持ちしませんのでご注意ください。)
オイルを作ろうとしたのですが?
半分位に熟成したのを細かくして絞って分離させたのですが?
綺麗ないろが出ません。
細かくしすぎたのでしょうか?
みどりのを木からとって置いておいたとして熟成するのですか?
色々質問しましたが?よろしくお願いします
ご質問ありがとうございます。
きれいな色が出ないのは、よく熟していない果実をつぶしたことによるのかもしれません。
熟して黒くなった果実をつぶすと、紹介されている様にきれいな色のペーストになります。
細かくし過ぎたことが原因ではないと思います。
ちなみに緑の果実よりも熟して黒くなった方が、オイルの含有量が増えてオイルを取り出
しやすくなります。
オリーブは果物の様に、緑の果実を木から採っておいても、追熟させることはありません。
緑の果実を収穫するのではなく、黒紫色に熟した果実を収穫してオイル作りにチャレンジしてみて下さい。