オリーブオイルのテイスティングの様子です。
人の臭覚、味覚、触覚による検査で、かなりの経験が必要とされます。
参加者は製造部、営業部、広報室、研究開発部の方々で実施されました。
テイスティングは先入観を持たせないよう全ての情報をわからなくした状態で行われます。
色付きのグラスが使われているのは、オイルの色をあえてわかりにくくするためです。
そのため、テイスティングルームは、淡々と少し緊張感のある雰囲気が流れています。
もちろんテイスティングしたオイルの感想を述べることもありません。
今回のテイスティングは5種。 その内容を知っているのは研究開発部の中川さんだけです。
テイスティングの面々が集まると、中川さんが、「①番です。」とオイルを渡します。
受けとると、容器を手で温め、口に含みます。
「ズー!ズー!」という音が響きます。
これは口に空気を含ませ香りを立てるためです。
ワインのテイスティングで同じようにしているのを見たことのある方もいらしゃるのでは?!
テイスティングが終わると、その都度プロフィールシート(チェックシート)に書き込んでゆきます。
臭覚、味覚、触覚に関わる様々な項目がチェックされます。
「次を!」と製造部の松村さん。
「②番です。」と中川さんがテイスティングデスクの小窓から、次のオイルを渡します。
この作業を5回繰り返します。
このテイスティングの結果がNG!であった場合、
そのオイルは【牛窓産エキストラバージンオリーブオイル】としてブレンドされることはありません。
日々の厳しいチェックを受け、【牛窓産エキストラバージンオリーブオイル】は出来上がります。
【牛窓産エキストラバージンオリーブオイル】完成まで、しばしお待ちください。
瀬戸内の美しい島々を見渡す丘にある「牛窓オリーブ園」がわたしたちの活動拠点です。約2,000本のオリーブが茂る園内にはハーブ園や幸福の鐘の丘などがあり、家族でくつろげる観光スポットとしても知られています。山頂にあるショップには当店で販売されている化粧品、食品、オリーブの鉢植えなどが並び、展望台からは周囲の景色をぐるりと360度眺めることができます。初夏に咲く白いオリーブの花、秋に色づくオリーブの実、そして年に一度、大勢のお客様でにぎわう収穫祭と、四季折々の表情を楽しんでいただけます。
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