年々人気の高まってきているスペイン料理の「アヒージョ」ですが、聞きなれないとなんだか難しそうな料理に感じますよね。
まず、「アヒージョ」という料理名ですが、スペイン語で「刻みニンニク」のことです。
オリーブオイルたっぷりのアヒージョはスペインで、エビやタコ、きのこをオリーブオイルとニンニクで煮込んだ料理のことなのです。
ここではアヒージョの簡単な作り方やぴったりの具材、食べ方や、余ったオイルの利用方法などをご紹介します。
-目次-
1.オリーブオイルが美味しいアヒージョの作り方
2.アヒージョに合うオリーブオイル
3.アヒージョにぴったりの具材
4.アヒージョの食べ方
5.アヒージョで残ったオリーブオイルは再利用できる?
6.みんなで楽しむアヒージョ
7.アヒージョに合うパン
8.オリーブオイルのカロリーとダイエット
実は簡単レシピのオリーブオイルを使ったアヒージョは忙しい日の晩御飯に最適です。
アヒージョの作り方はいたって単純で、
①フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにく、唐辛子を加えて焦がさないように香りを出します。
②お好みの具材を入れて、10~15分加熱します。
③具材がオリーブオイルにヒタヒタになるようにします。
④塩やコショウで整えるだけアヒージョ完成です。
簡単に具材を最初から全部入れて、オーブンで焼くだけでもアヒージョは美味しいです。
グラタン皿1人前、200度で10分ほどが目安です。
スキレットやおしゃれな耐熱皿に具材を入れて焼くだけで、そのまま、食卓にも並べられるので、洗い物も少なくてうれしいですね。
アヒージョに使うオリーブオイルは「ピュアオリーブオイル」です。
ピュアオリーブオイルは、精製したオリーブオイルと、バージンオリーブオイルを混ぜているため、風味が抑えられていて、加熱調理に向いています。さらに、たっぷりオリーブオイルを使いたい料理なのでエキストラバージンオリーブオイルより安価なのもうれしいポイントです。
日本オリーブのピュアオリーブオイル
商品名 |
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特徴 | 精製オリーブオイルに EXオリーブオイルをブレンド |
くせのない精製オリーブオイル | オリーブオイルでにんにくと唐辛子の 風味を引き出した香味油 |
用途 | 加熱調理用 地中海風の調理に |
加熱調理用 和・洋・中を選ばず、毎日の料理に |
アヒージョやぺペロンチーノ 炒飯や料理の隠し味に |
容量 | 180g/450g | 180g/450g | 180g/450g |
価格(税込) | 1,620円/3,240円 | 1,620円/3,240円 | 2,268円/4,536円 |
レビュー (22年4月) |
アヒージョは魚介類をメインに、野菜、肉はほとんどが合うので、あまった食材で作れてありがたいのです。
人気の具材は、エビやタコ、マッシュルームなどです。
長ネギだけを切ってガーリックオリーブオイルで加熱するだけのアヒージョも和風のアヒージョとして注目されています。
また、ミニトマトやブロッコリーを入れると、食欲の沸いてくる彩りになってきて本格的ですね。
「アヒージョ」は、具材の美味しさが溶け込んだオイルを先に食べてしまうのがマナーです。
パンにオリーブオイルをつけて食べ、オイルが少なくなってから具材を食べるということです。
でも、家庭で食べるときは楽しく食べるのが一番ですけどね。
それだけ、アヒージョのオイルは美味しいってことです。
オリーブオイルをたっぷり使う「アヒージョ」は具を食べた後に残った油がもったいないと思う方も多いはず・・・。
もちろん飲んでしまっても良いです。
しかし、ペペロンチーノのパスタを作ったり、トマト缶を入れてトマトソースにしたりと、オイルにもともとの素材の味が溶け込んでいるのでいつも以上の美味しさになる再利用もおすすめです。
アヒージョはおうちでみんなが集まるときにもぴったりなんです。
たこ焼き器とアヒージョの材料があれば、一風変わったたこ焼きパーティー(実はアヒージョパーティ)を開催できます。
いつもの具材、ウインナー、バケットなどをたこ焼き器の穴に入る大きさに切って、穴に入れたらガーリックオリーブオイルを注いで、加熱します。
塩コショウで味付けしたら、串でさしてみんなでたのしく食べられます。
アヒージョはご飯ではなくパンで食べるイメージがあると思います。
もともとスペインで伝統的に食べられてきた食べ方が「アヒージョとパン」の組み合わせです。アヒージョもその食べ方と一緒に広まったのでアヒージョにはパンという印象です。もちろんこれは鉄板の組み合わせです。
中でも、アヒージョに合うパンは、何でしょうか?
それは、バゲットといわれています。
フランスパンの中で、太く長い形をしたバゲットは、表面が硬く焼き上げられているため、オリーブオイルを吸い過ぎず、適度にオイルを絡めて食べることができます。そのため、パンの食感もアヒージョオイルのおいしさも感じられるというわけです。
しかし、手に入らなかったり、硬いものが苦手な場合、普段、食べなれている食パンをカリッとトーストしたものを添えても十分おいしいです。
オリーブオイルたっぷりのアヒージョ・・・。
気になるのはそのカロリーではないでしょうか?
ダイエットや美容に良いということでオリーブオイルを選ばれる方は多いですが、「油」ですので、当然カロリーは低くはありません。
大さじ1杯(14g)当たり126Kcalほどはあり、サラダ油やごま油、ココナッツオイルなど他の油と比べても同等です。
そのため、もちろん、おいしいからといってとり過ぎは禁物です。
しかしながら、オリーブオイルが身体に良い、ダイエットに適しているという印象があるのは、なぜでしょう?
ダイエット中の食事では、摂取エネルギーを減らして、体重の減量が継続的に得られる内容が大切ですよね。
アヒージョやパスタで有名な地中海食では、油にオリーブオイルを用い、豆や野菜の旨みが引き出される料理が多いです。
そのため、豆や野菜のメニューが増え、自然と食物繊維の摂取量が増えることから、満腹感を得られやすいのでついつい食べ過ぎてしまう人に実施してほしい食事です。
地中海食では、肉料理よりも、果物や野菜、魚料理が多いこともあり、ダイエット後のリバウンドが少ないことからダイエット中の食事にお勧めです。
また、オリーブオイルと他の油との違いは、成分や脂肪酸組成にあります。
オリーブオイルは他の植物油の中でも、脂肪酸はオレイン酸の含有量が多いのです。
オレイン酸は酸化されにくく、身体に優しいので、摂取が推奨されています。
さらに、オリーブの果実から搾り、ろ過しただけの上、厳しい基準をクリアしたエキストラバージンオリーブオイルには、脂肪酸以外にもポリフェノール、トコフェロール(ビタミンE)、植物ステロール類など、健康成分が含まれています。
単にカロリーだけに注目し「太る」「体に悪い」とひとくくりに思われてきた油ですが、種類・成分を見極め、バランスよく必要量を摂取することで、様々な健康効果が期待できるのです。
オリーブオイルも有効に使えば健康的なダイエットの継続も可能です。
暮らしの中にオリーブを -日本オリーブ株式会社-
1942年に岡山県牛窓町でオリーブ園を開園し、1992年からはスペインにも自社農園を持ち、使用感と素材にこだわる自然派化粧品とオリーブオイルを誠実につくり、お届けしています。
瀬戸内の美しい島々を見渡す丘にある「牛窓オリーブ園」がわたしたちの活動拠点です。約2,000本のオリーブが茂る園内にはハーブ園や幸福の鐘の丘などがあり、家族でくつろげる観光スポットとしても知られています。山頂にあるショップには当店で販売されている化粧品、食品、オリーブの鉢植えなどが並び、展望台からは周囲の景色をぐるりと360度眺めることができます。初夏に咲く白いオリーブの花、秋に色づくオリーブの実、そして年に一度、大勢のお客様でにぎわう収穫祭と、四季折々の表情を楽しんでいただけます。
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