「髪の毛」普段から気にかけていますか?
ヘアカラーやパーマ、夏の紫外線や冬の乾燥などで髪の毛を酷使していませんか?
今回は髪の毛って何だろう?から、ヘアケアについてを見ていきましょう。
髪の毛ってどうやってできているの?
毛髪は表皮から出ている部分を「毛幹」、皮内にある部分を「毛根」といい、毛を取り囲む組織のことを「毛包」と言います。
毛包の最下部は、球状に膨れて「毛球」となり、その中央には「毛乳頭」が存在し、毛細血管とつながって栄養分が運ばれます。
毛乳頭を囲む一列の細胞が「毛母細胞」で、細胞間にはメラニン色素をつくる色素細胞が点在します。毛母細胞が毛乳頭から栄養分を受け取り、細胞分裂を繰り返すことで毛髪が生み出されます。
なお、分裂した直後の毛母細胞に色素は無く、メラニン色素を取り込むことで髪の色が決まります。
一般的な毛髪の数は平均10万本。伸びる速度は、1日平均0.3~0.5mmと言われています。
抜けるまでの期間はどれくらい?
毛髪1本1本には寿命があります。
伸びては抜けて、また新しく生える・・・というヘア・サイクル(毛髪の寿命)があります。
ヘア・サイクルは個人差がありますが、一般的に、女性で4~6年。男性は2~5年で生まれ変わります。
常に健康な毛髪になるように、〈成長期〉→〈退行期(移行期)〉→〈休止期〉の順を繰り返しています。
このうち、〈成長期〉が一番長く、毛髪の85~95%を占めているんです!
このヘア・サイクルによって毛髪が入れ替わるとすると、1日平均で女性は約60本、男性は約80本も抜けることになります。
ただし、抜け毛は個人差もあり、季節や体調なども影響して、このサイクルが乱れることもあります。
髪の毛の中身ってどうなってるの?
髪の毛は「毛髄質(メデュラ)」を中心に、その周りを「毛皮質(コルテックス)」が囲み、その外側を「毛表皮(キューティクル)」が覆っています。コルテックスにはメラニン色素が含まれており、ここで髪の毛の色が決定します。
キューティクルは、無色透明でタケノコのように何層か重なり、メデュラやコルテックスを包んで保護しています。
キューティクルは一度傷ついたら元通りになることはありません。ブラッシングや紫外線、ドライヤーの熱やヘアカラー・パーマなどによって傷みやすく、剥がれやすくなります。傷みやすいキューティクルの保護には、ヘアケアが重要です。
ヘアケア商品の違いってなあに?
普段ヘアケアでよく使用されているものといえば、「シャンプー」「リンス」「トリートメント」ですよね。
私も勘違いしていたのですが、リンスとトリートメントって、実は役割が違います。
シャンプー | 頭髪や頭皮の汚れを落とし、フケやかゆみを取り除いて、頭髪と頭皮を清潔に健やかに保ちます。 洗浄力の種類やリンス・トリートメント性の有無など、性質が異なるさまざまな種類があります。 |
リンス | 頭皮の表面を保護します。指どおりなどのすべりをよくし、パサつきを防ぎます。 仕上がりを重視したトリートメント効果のあるものもあります。 |
トリートメント | 頭髪の内部まで浸透し、頭髪の痛みを補修します。 シャンプー後すぐに使うタイプと髪を乾かしてから使うタイプがあります。 |
ヘアケア商品
– オリーブマノン 化粧用オリーブオイル –
オリーブオイル100%の化粧用オイルです。
肌質を選ばず、肌なじみが良いのが特徴です。
洗い流さないリンスの代わりに、濡れた髪に少量をなじませると、髪にツヤが出ます。
頭皮のマッサージやパックにも使えます。
髪質や髪の毛のお悩みによって、自分にあったヘアケアを選びましょう♪
瀬戸内の美しい島々を見渡す丘にある「牛窓オリーブ園」がわたしたちの活動拠点です。約2,000本のオリーブが茂る園内にはハーブ園や幸福の鐘の丘などがあり、家族でくつろげる観光スポットとしても知られています。山頂にあるショップには当店で販売されている化粧品、食品、オリーブの鉢植えなどが並び、展望台からは周囲の景色をぐるりと360度眺めることができます。初夏に咲く白いオリーブの花、秋に色づくオリーブの実、そして年に一度、大勢のお客様でにぎわう収穫祭と、四季折々の表情を楽しんでいただけます。
© Nippon Olive Co., Ltd. All Rights Reseaved.
コメントを残す